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日常の「ぼやけた線」を鮮明にする。グラングリーン大阪で始める週2回の習慣

#写真#出社するたびに渾身の一枚を撮る

日常の「ぼやけた線」を鮮明にする。グラングリーン大阪で始める週2回の習慣

「気づけば、もう5月か」——最近、そんなふうに感じることが増えました。 社会人2年目を迎え、働き始めてから特に、時間が過ぎるのを早く感じます。

ただ仕事をして、ご飯を食べて、寝て、また仕事をする。 そんな同じ日々を漫然と過ごしているからこそ、そう錯覚してしまうのでしょう。 そして、このまま人生があっという間に過ぎ去っていくのではないかという考えに至りました。

そんな危惧から、私はある小さな試みを始めました。 名付けて、「出社するたびに渾身の一枚を撮る」プロジェクトです。

ルールは至ってシンプルです。 現在、私の働き方は週3日が在宅で、週2日が出社。 その「週2回の出社日」の帰り道に、その日の「最高の一枚」を写真に収めること。ただそれだけです。

あえて「最高の一枚」という制約を設けたのは、単なる記録ではなく、「視点」を持つためです。 見慣れた景色の中から、何が今の自分にとって心地よいか、何に心が動くか。 それを能動的に探す行為こそが、単調な日常に楔を打ち込む「不規則」な時間となり、日常にイレギュラーな刺激を持ち込んでくれるのです。

そんな私が、日常の解像度を取り戻すための舞台に選んだのが、今まさに変貌を遂げている「グラングリーン大阪」です。 偶然にも、今の勤務地がこのグラングリーン大阪周辺だったため、この場所を定点観測のステージにすることにしました。

大阪駅前の再開発が進むこの場所には、不思議な活気があります。 巨大な建築物がもたらす都市のダイナミズムと、そこに突如として現れる豊かな緑。

ガラス張りのビルに反射する夕陽、風に揺れる芝生、ゆったりとした時間を過ごす人々、遠くで動く建設用のクレーン。 日々形を変え、成長していく場所でシャッターを切ることは、自分自身もまた停滞せず、変化し続けていることを実感させてくれます。

この試みは、まだ始まったばかりです。 何をもって「最高」とするか、その基準さえも日々模索しています。難しく考えず、直感を大切にするくらいの「ゆるいルール」で構わないと思っています。 けれど、帰り道にふと足を止め、ファインダーを覗き込むその数分間だけは、時計の針がゆっくりと進む気がします。

これは、私自身の記憶を鮮明にするための個人的な記録です。 けれど同時に、もしあなたも「毎日が同じことの繰り返しだ」と感じているなら、何か小さな「不規則」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

それは写真である必要はありません。 いつもと違う道を歩くことかもしれませんし、入ったことのない店でコーヒーを飲むことかもしれません。

人生を彩るのは、大きなイベントではなく、こうした意識的な「小さなズレ」の積み重ねだと思います。

まずは週に2回。 私はグラングリーン大阪の緑とコンクリートの間で、今日という日の記憶を一枚の形にしていきます。